2016年02月17日

押し入れに本棚を 〜番外編〜

先日の記事はこちら
押し入れに本棚を@ http://house-mother.sblo.jp/article/173952290.html
押し入れに本棚をA http://house-mother.sblo.jp/article/173971096.html

この書架の奥行きは、
押し入れの奥行きよりも30cm弱短く作られています。

IMG_0088.JPG

その分余った奥の空間を利用して
押し入れの裏側にあるリビングの壁に
収納棚を作ることにしました。

余空間の大きさに合わせて戸棚を作り、
書架の裏側から壁板を切り取ります。
(書棚の裏側が現れました)
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壁の中に戸棚を入れて固定。
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棚板を入れて、ドアを取り付ければ完成。
棚板を置く高さはお好みで変えられ、
ドアもワンタッチで取り外し出来るようになっています。
IMG_0096.JPG

IMG_0097.JPG

いかがでしょうか?
押し入れのままでは活用できなかった奥行きの深さが
表裏両側から上手く活用できるようになりました。
こうすると、壁の中に収納が出来るので
家具を置くよりも、部屋も広く使えます。

収納術もさることながら、
「有効に使える収納スペースを作ること」に
視線を向けてみると、
毎日の生活が今より少し快適になるかも…
と、精励しています。


posted by pal at 10:45| Comment(0) | 収納を考える

2016年02月12日

押し入れに本棚をA

さて、前回の記事http://house-mother.sblo.jp/article/173952290.htmlのつづき。

あとで聞いてみるとビックリのトラブルに
途中で見舞われながらも、無事に完成しました。

大容量の書棚
IMG_0088.JPG

左側の押入れ部分は代りばえしないように見えますが
作り直した押し入れは新しい木のいい匂いがします。
IMG_0090.JPG

全体像はこちら
IMG_0086.JPG

元々は壁だった長押より上の部分も戸棚になり
その分、収納スペースが少し広がりました。
段差があると引き出せない引き出し式書棚の前は
畳を切ってフローリングにして
左部分の扉は吊戸になっています。
切った畳も段差が出来ないように
丁寧に微調整して入れました。

そして、この書棚自体が家具職人さんの自信作。
随分苦心して作製されたのか、
「あれはええで〜」っと頻りに言っておりました。


実は、まだオマケがあって、
それはまた後日、工事を終えましたら
お伝えしたいと思います。


posted by pal at 15:26| Comment(0) | 収納を考える

押し入れに本棚を@

いつも事務所でぬくぬくと座っておりますが
珍しく現場を見学したので様子をお伝えします。

今回は押し入れを改造して
弊社で作った引き出し式の書棚を設置しました。

襖のついた押し入れを
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中段や床、上部の壁も取り払い
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引き出し式の書架が引き出せるように
畳の一部を切り取り、
フラットなフローリングの床を作ります。
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制作した書棚を運びこみます。
(玄関からでは難しかったのでトラックの荷台から窓へ)
IMG_0077.JPG

書籍の重量に負けないように床を補強したり
書棚設置のために全面的に解体した押し入れの左半分は
従来のように押入れとして使用出来るよう作り直したり。
「押し入れに本棚入れようか」と聞いて想像してたよりも
ずっとずっと大変な作業でした。

職人さん二人がかり二日間の作業でしたが
お二人とも手も足も休めることなく、
「私やったら3時間動いただけで2日寝込みそう…」なくらい、
くるくるくるくると次から次に仕事を進められていて、
手前味噌になりますが「すごいなぁ…」っと感心しきりでした。


仕上がりの様子は、次回「押し入れに本棚をA」へ続きます。
http://house-mother.sblo.jp/article/173971096.html



posted by pal at 11:52| Comment(0) | 収納を考える